看護師転職志望動機

看護師の転職でもっとも大切なことの一つが、志望動機(転職理由)をしっかり整理してまとめることです。

ポジティブな目標を明確にする

職を変える理由には、ステップアップのためといった前向きなものもあれば、仕事内容や人間関係に対する不満といったネガティブなものもあるかと思います。ですが、前職への不満だけが理由で転職してしまった時には、新しい環境でも同じ問題に直面しやすいというのが実際のところです。面接で退職理由を聞かれた時にも、それだけでは答えに困ってしまうのではないでしょうか。

たとえネガティブな動機が出発点だとしても、やはり新しい環境に行くからには、自分を成長させて、家庭生活も含めた暮らしも良くしていくといったポジティブな目標を掲げるのが良いと思います。そのほうが、逃げの後ろめたさをあまり感じずないですみますし、納得のいく新しい職場探しができるようになるのではないでしょうか。

成功体験をまとめる

志望動機については、過去の経験を振り返って、それが新しい病院での仕事とどのように関係するのかということを整理しておくと、より効果的になるかと思います。

自分の成功体験を振り返って、患者さんに対してどういった工夫をしたのかとか、充実感を感じられただったり、嬉しかったことなどから、それが今の自分にどう影響を与えているのかをまとめてみます。

そして、
「当時の経験から、○○に気をつけて取り組むようになった」
「仕事では○○が大切だと考えるようになった」
といった表現にまとめていきましょう。

そこから、過去の経験をもとに培った自分なりの考えやスタンスを、新しい職場でどう活かすのか、といった話につなげると、非常に説得力のある志望動機となります。

「○○という体験から、仕事では△△に気をつけて取り組むようになりました。□□身につけた新しいスキルを活かしながら、☆☆に関して多くの実績があるこの病院でさらに看護を学びたいと考えています」

といったストーリーを構築する形です。

このように自分の体験を情報としてまとめておくだけでも、面接に安心して臨むことができるようになります。

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